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概要:[ジャカルタ 23日 ロイター] - インドネシアのムハンマド・ルトフィ貿易相は23日、今年の同国の輸出が過去最高の2250億─2300億ドルに達する可能性があるとの見通しを示した。 石炭、パーム油
[ジャカルタ 23日 ロイター] - インドネシアのムハンマド・ルトフィ貿易相は23日、今年の同国の輸出が過去最高の2250億─2300億ドルに達する可能性があるとの見通しを示した。
石炭、パーム油、スズ、鋼、ゴムなどコモディティーの主要輸出品目が値上がりしていることが背景。
1─11月の輸出は前年比約43%増の2092億ドル。11月の輸出は月間ベースで過去最高の228億4000万ドルだった。
同相は会見で「12月も同様の水準となれば、今年の輸出は2250億ドルを超え2300億ドルと、史上最高となる」と述べた。
これまでの過去最高記録は、コモディティー価格が上昇基調にあった2011年の2035億ドル。
同相は「黒字は340億ドルに達した。このまま行けば、今年は350億ドルの黒字になるだろう」とも発言。2007年以降で最大の貿易黒字となる。
中央銀行は、大幅な貿易黒字を受けて、今年の経常収支が10年ぶりに黒字になる可能性があると予測している。対国内総生産(GDP)比の予想レンジは0.3%の黒字─0.5%の赤字。
アナリストは、ルピアの支援要因になる可能性があると指摘している。
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